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「聖火宿泊」歴史に刻む 64年の東京五輪、名護市嘉陽に説明板 

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琉球新報

 【名護】1964年の東京五輪の際に、沖縄を駆け抜けた聖火リレーの聖火は、旧久志村(現在の名護市)に“宿泊”した。その際の聖火台は今も残っている。名護市の久志支部区長会(宜壽次聰会長)は、その経緯についての説明板を聖火台のそばに設置し9月24日、聖火台と聖火宿泊碑の説明板除幕式を行った。市嘉陽区の旧嘉陽小学校(現在の美ら島自然学校)前で行われ、関係者約20人が参加した。  説明板では聖火台の歴史や聖火宿泊碑、久志村内の聖火リレー、聖火台前での式典の模様などを写真で紹介している。  聖火台の制作者で浦添市の森山一成さん(85)も同席し「若い頃国体に出て聖火台を見た経験と、(燃料調達が容易な)石油会社に勤めていたことが制作を依頼された理由。聖火台へ燃料(灯油)を給油するための工夫に苦労した」と当時を振り返った。  同説明板は旧久志村瀬嵩区出身の大城博成さん(79)=エナジックインターナショナル代表取締役=が設置を支援した。感謝状を贈られた大城さんは「旧久志村にこだわり、地域発展のため、さらに協力していきたい。感謝状に逆に感謝する」とあいさつした。関係者は説明板の設置で関連性が分かり、一連の歴史的遺産として継承できることを喜んだ。(嶺井政康通信員)

琉球新報社

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