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耕作放棄地をヒマワリ畑に 輪島・西山町に有志が5千本

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 春にスイセンが咲き誇ることで知られる輪島市西山町大西山地区に5千本のヒマワリ畑が誕生した。里山保全を目的に、有志が耕作放棄地で整備した。季節ごとに異なる色彩で地域を包もうと、来春は新たに菜の花畑を造成し、手作りのベンチも設置する。緑豊かな山あいの町は、癒し効果を生む「花の町」として注目を集めそうだ。  市街地から東に20キロほど離れた場所にある大西山地区には17世帯約40人が住み、大半は80歳以上と高齢化が著しい。深刻な担い手不足により、耕作放棄地は増えている。  毎年4月に数万株のスイセンが咲き競う「スイセンの里」と知られる。小谷泉(みつ)喜(よし)区長(68)ら有志は、スイセンが咲く時期だけでなく、さまざまな季節で花が楽しめる安らぎの場をつくろうと、ヒマワリ畑の造成に取り組んだ。  花畑の整備は国の交付金事業を活用している。今年は新たに1千平方メートルを開墾し、計3千平方メートルでヒマワリの種を植え、「ひまわり村」と名付けた。来春には、別の耕作放棄地に同規模の菜の花畑を造る予定。有志の一人である坂本春雄さん(80)が手作りした木製のベンチも設置する。  新型コロナウイルスによる高齢者の引きこもり防止を目的に、坂本さんは今年4月に各家庭に手作りのベンチを配り、軒先に置いてもらう活動も行った。小谷区長は「気軽に訪れてもらって、心安らぐ場所になればうれしい」と話した。

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