ジル サンダー 銀座の店内とレイチェル・ホワイトリードによる『Bergamo II』 。フォトグラファー：Paul Riddle

ジル サンダーの世界最大規模となる新店舗が銀座にオープン。2フロア、627平方メートルの面積を誇り、表参道の旗艦店、主要百貨店のストアに続き国内21店舗目。さらにロンドンの旗艦店に続き、世界的な建築設計事務所であるCasper Mueller Kneer Architects（カスパーミュラー クニアー アーキテクツ）とのパートナーシップで建設された。 【写真】店舗でしか手に入らない限定カプセルコレクション 本店舗は、クリエイティブ・ディレクターのルーシー&ルーク・メイヤーのアイデアと、細部にわたるこだわりが詰まった空間が広がる。耐久性のある環境を構築することへの信念を反映し、天然素材や再利用素材を使い、経年変化を楽しめるようにデザイン。自然な風合いを生かした石材、美しいカーブを描く真鍮素材、深みのある色合いの木材を採用している。什器は、CDケースから再生されたプラスチック製だ。大判のイタリア産トラバーチンが敷き詰められ、鉱物的な地表を感じる床。さらに、階段と壁もシルバーブルーのトラバーチンが用いられており、素材感を活かしたシックな店内がゲストを迎え入れる。 またブランド初となる、アートインスタレーションのためのエキシビジョンスペースが儲けられた。このスペースには、イギリスの彫刻家のレイチェル・ホワイトリードの作品『Bergamo II（ベルガモ II）』が設置され、建築と完璧なバランスで空間にマッチ。パーソナルでプライベートな雰囲気の中、落ち着いてショッピングを楽しむことができる。 そして、ウィメンズとメンズのレディ・トゥ・ウェア、シューズにバッグ、アクセサリーなどフルラインに加え、この店舗でしか手に入らない限定カプセルコレクションも登場。銀座へのオマージュである“銀”にちなんだ、コレクションは「7 DAYS SHIRTS（7 デイズ シャツ）」や「CANNOLO（カンノーロ）」バッグなど、シグネチャーアイテムが銀箔をあしらった加工や素材で揃う。さらに、ブランド初のファインジュエリーコレクションも公開。ホワイトゴールドやイエローゴールド、ダイヤモンドによるアイテムがラインナップされた。見どころ盛りだくさんで、ジル サンダーの世界観が堪能できる新たな店舗、ぜひ足を運んでみてはいかが？ ジル サンダー 銀座 住所：東京都中央区銀座3-4-1 営業時間：11:00～20:00 電話：03-3528-6278