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時代を切り拓いた革新のエポックマシン:スズキGSX-R1100【6ポットキャリパー】

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WEBヤングマシン

’92 GSX-R1100:油冷ラストモンスター

’86年の登場以来、油冷レプリカGSX-R1000は毎年熟成を重ね、’89でフルチェンジ。排気量を1052→1127ccに増大し、一気に13ps増しの143psにアップした。さらに’90で倒立フォーク、’91で大径キャブなどを獲得。145psとなり、’92が油冷最終型となった。 〈関連写真×5枚〉時代を切り拓いた革新のエポックマシン:スズキGSX-R1100【6ポットキャリパー】 〈写真01〉【’92 SUZUKI GSX-R1100】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1127cc 145ps 11.6kg-m 車重226kg(乾) ※輸出車

’93 GSX-R1100〈世界初 6ポットブレーキキャリパー〉大幅刷新で磨かれた速さと制動力

エンジンの冷却方式を油冷→水冷に改めると同時に、シリンダーヘッドを中心とする大幅刷新を受けた’93年型GSX-R1100は、当時の市販車で最高値となる155psを発揮。増大したパワーに対応するため、フロントブレーキには量産車初の対向式6ピストンキャリパーを採用。 〈写真02〉【’93 SUZUKI GSX-R1100】■水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 1074cc 155ps 11.7kg-m 車重231kg(乾) ※輸出車 〈写真03〉同時代のライバルだったZZRと比較すると、GSX-R1100のハンドリングは高荷重&高速域重視。速く走らせるためには、ある程度以上のテクニックが必要だった。 〈写真04〉メーターはレーサーレプリカ然とした構成。速度計のフルスケールは、油冷時代+20km/hとなる320km/h。 〈写真05〉レース界で先鞭を付けたのはAPやISRといった欧州勢だったが、量産車初の6ピストンキャリパーを開発したのは日本のトキコ。ピストンはすべて同径のφ27mm。

―― ●文:中村友彦 ※本記事で取り上げる「初」は、公道走行可能な量産二輪市販車としての”初”を意味します。なお、その定義には諸説ある場合があります。

WEBヤングマシン編集部

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