【写真蔵】マイナーチェンジでシリーズIIに進化した「ロールス・ロイス カリナン」
他に類を見ない、スーパーラグジュアリーSUV
ロールス・ロイスのスーパーラグジュアリーSUV「カリナン(CULLINAN)」がマイナーチェンジでシリーズIIに進化。そのディテールを写真で紹介しよう。 【写真はこちら】全長は5.3mオーバー、全高も1.8mを超え、ホイールベースも3.3m近い堂々たるサイズ。ボディサイドのサーフェシングは従来型から変更されている。(全15枚)
2018年にロールス・ロイス初のSUVとして発表されたカリナン。今回、初のマイナーチェンジを受けてシリーズIIとなった。 エクステリアでは、大都市のライトアップされた摩天楼をインスパイアしたというグラフィカルで垂直性のあるデイタイム ランニングランプが特徴的。ロールス・ロイスの伝統であるパンテオングリルは照明付きのイルミネーテッドグリルとなった。ボディサイドのサーフェシングも変更され、ポリッシュ仕上げのステンレス製エクゾースト サラウンドガリアを引き締めている。 インテリアでは、ピラー to ピラーのガラスパネル フェシアが特徴的で、助手席前にはレーザーで7000ものドットがエッチングされたイルミネーテッド フェシアパネルが配されている。スピリット of エクスタシーのクロック キャビネットや美しい木目の天然オープンポア材、レザーの表面に小さな穴を施したアートワークなど、他に類をみないゴージャスなものだ。 パワートレーンは従来型と同じ、571psと850Nmを発生する6.75LのV12ツインターボで4輪を駆動する。ただし、タイヤサイズを23インチにアップしたため、足まわりは強化されている。600psと900Nmにパワーアップされたブラックバッジ シリーズも同時に設定された。 他のロールス・ロイス車と同様、ボディカラーやインテリアの素材や色などは、ビスポークで自分だけの1台に仕上げることもできる。ロールス・ロイス カリナン シリーズIIは、まさに「スーパーラグジュアリーSUV」と呼ぶにふさわしい1台といえるだろう。
ロールス・ロイス カリナン シリーズII 主要諸元
●全長×全幅×全高:5355×2000×1835mm ●ホイールベース:3295mm ●車両重量:2725kg ●エンジン:V12 DOHCツインターボ ●総排気量:6750cc ●最高出力:420kW(571ps)/5000-6000rpm ●最大トルク:850Nm/1600-4250rpm ●トランスミッション:8速AT ●駆動方式:フロント縦置き4WD ●燃料・タンク容量:プレミアム・90L ●WLTP複合燃費:6.0~6.3km/L ●タイヤサイズ:前255/40R23、後295/35R23 ●車両価格(税込):4645万4040円~
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