酷暑でテニス、大丈夫? 元世界4位の錦織圭は「雨を祈っている」
14日に開幕する男子テニスの国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部日本-コロンビア(東京・有明コロシアム)を翌日に控え、シングルスとダブルスに起用された元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が、会場である有明コロシアムで、エースで同54位の西岡良仁(ミキハウス)と実戦形式の練習を行った。 酷暑に加え、ハードコートの照り返しで、錦織は途中からウエアを脱ぎ、上半身裸で練習を行った。サーブやストロークで、なかなか調子が上がらなかったが、最後は汗まみれになりながら、すべての力を振り絞った。会見では「めちゃくちゃ(屋根を)閉めてほしい。雨を祈っている」と苦笑いだった。 今対戦は、日本チームからの要望で、屋根を開けて屋外での開催となった。この日、気温35度に迫る中、主催の国際テニス連盟のスタッフが、コートサイドで湿球黒球温度(WGBT)で暑さ指数をはかる姿が見られた。WGBTは気温だけでなく、湿度、周囲の熱環境を総合して判断するもの。この酷暑で、果たしてプレーは可能となるか。気象庁によると、明日14日の天気予報も最高気温が35度だ。
報知新聞社