前川喜平×湯浅誠が直言 「子どもを救う処方箋を示そう」
<2018年4月14日号> 困窮する子どもたちを救い、貧困の連鎖を食い止めるには何をすればよいのか。貧困問題解決に長年携わってきた社会活動家の湯浅誠氏と、教育行政を担ってきた前文部科学事務次官の前川喜平氏に、問題解決への処方箋を提示してもらった。 ──銀座・泰明小学校の「アルマーニ標準服」は公立小にも格差があることを浮き彫りにしました。お二人はどう感じていますか。 前川 公立学校がやることとは思えず、全然理解できない。一定の特色を出すのはいいが、ああいう出し方ではいけないと思う。
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