GKキム・スンギュが横浜FMの前に立ちはだかる! 山下弾を守り切った柏が優勝した2013年以来7年ぶりの決勝進出《YBCルヴァンカップ》
7日、JリーグYBCルヴァンカップ準決勝の横浜F・マリノスvs柏レイソルが行われ、0-1で柏が勝利した。 【動画】全てがワールドクラス!思わず唸るボレーシュートBest3 2年ぶりの決勝進出を目指す横浜FMは、直近のリーグ戦からスタメン2名を変更。和田拓也、エジガル・ジュニオが外れ、喜田拓也と前田大然が起用された。 対する柏は7年ぶりの決勝進出を目指す。直近のリーグ戦からは3名スタメンを変更。川口尚紀、三原雅俊、神谷優太が外れ、山下達也、大谷秀和、江坂任が入った。 両チームは2013年の準決勝でも対戦しており、その際は柏が2戦合計2-4で勝利。そのまま決勝で浦和レッズを下して優勝している。 最初にチャンスを作ったのは横浜FM。2分、小池からのロングボールに反応したエリキがDFラインの裏に抜けて胸トラップ。しかし、トラップが流れてGKがキャッチする。 さらに3分、渡辺が早いタイミングでクロスを送ると、ファーサイドに飛び込んだマルコス・ジュニオールがダイビングヘッド。しかし、シュートはクロスバーに嫌われゴールとはならない。 立ち上がりに攻め込まれた柏だが10分、オルンガが畠中にハーフウェイライン付近で競り勝ちドリブルを仕掛けると、ボックス手前で横パス。これをウイングバックの北爪がダイレクトシュート。しかし、これは枠を外れる。 この流れで得た左CK。クリスティアーノがクロスを上げると、ファーサイドに飛び込んだ山下が豪快ヘッド。柏が先制に成功する。 先制を許した横浜FMは31分、浮き球のパスが送られると、ボックス内に抜け出した前田がボレー。これを飛び出したGKキム・スンギュがブロックする。 柏は39分、クリスティアーノからのロングボール。オルンガが喜田と競り合いながら競り勝つと、ボックス内に侵入。そのまま右足でシュートも枠を外れる。 横浜FMはその直後、ボックス手前で小池からのパスを受けた前田がエリキとワンツーで抜け出しシュート。しかし、GKキム・スンギュがセーブした。 柏の1点リードで迎えた後半、立ち上がりに柏がチャンス。46分、北爪がクロスを送るとボックス内でオルンガがヘッド。しかし、クロスバーを越えていく。 50分には横浜FMが決定機。ティーラトンがボックス左からマイナスのクロスを送ると、扇原がシュート。しかし、GKキム・スンギュが立ちはだかりゴールを許さない。 56分には柏がカウンター。オルンガが持ち出すと、並走したクリスティアーノへパス。フリーのクリスティアーノが持ち込みクロスを上げるが、DFチアゴ・マルチンスが跳ね返す。 ゴールが遠い横浜FMはエジガル・ジュニオ、天野純を投入。さらにオナイウ阿道も投入してゴールを目指す。 終盤にかけては横浜FMが猛攻を仕掛けると、76分にはティーラトンのクロスをエリキがヘッドで合わせるもGKキム・スンギュがセーブする。 81分にも横浜FMは決定機。ボックス内右からマルコス・ジュニオールがクロス。畠中が競り勝つと、落としたボールをエリキがシュート。しかし、これはオフサイドの判定でゴールを認められない。 88分にも水沼のクロスをオナイウ阿道がバックヘッド。シュートは枠を捉えるが、GKキム・スンギュがセーブする。 その後も横浜FMが波状攻撃。エジガル・ジュニオのシュートはGKキム・スンギュがセーブ。オナイウ阿道のシュートはDFがブロックと、柏ディフェナスが体を張ってゴールを許さずタイムアップ。 柏が0-1で逃げ切り、7年ぶり3度目の決勝進出を決めた。一方の横浜FMは、前節のヴィッセル神戸戦に続いて攻め込みながらも一歩及ばず、準決勝で敗退となった。 横浜F・マリノス 0-1 柏レイソル 【柏】 山下達也(前11)
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