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国民民主党・玉木代表に直撃(5)「ウヨクでもサヨクでもなく、ナカヨク」

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『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、今回は国民民主党代表を務める玉木雄一郎議員がゲストに登場。若者から多大な支持を受ける理由や、圧倒的に優れた“若者感覚”、そして昨今の新型コロナ問題について語る。(5回連載の5回目) ※インタビュー(4)「メンタルが落ちていたらやっていられない職業」(下記関連記事)から続く ※取材は2020年3月16日に行いました。 【写真】流行りの曲を弾き語りで披露してくれる玉木雄一郎議員と、盛り上がる井上咲楽 井上  一番やりがいを感じるのはどんなときですか? 玉木 まさに今のような危機が起きたときだよね。今回の新型コロナウイルスでは健康や命、経済と暮らしが脅かされている。そんな状況に対して民間でできること、個人の努力でできることもたくさんある。だけど、1人ひとりの力ではどうにもできない問題に対処するのが、政治。もちろん、魔法の杖みたいに、一振りしたらすべてうまくいくような手はないけれど、知恵を出し合い打開策を見出していく。安倍総理も難しい局面にあるし、我々も建設的な提案をして、1つでも多くの有効な対策を実現していきたい。それで人が救われたらうれしいからね。 井上 玉木さんは民主党時代に政権与党を経験し、前回の総選挙後は党の解党、新党立ち上げの中心にいました。一連の経験から学んだ一番大きなものはなんですか? 玉木 みんな仲良くすることだね。 井上 仲良くですか? 玉木 そう。ウヨクでもサヨクでもなく、ナカヨク。これが大事。「右だ、左だ」と主張したいこと、それぞれの思想信条、実現したい政策、議員の数だけいろいろあると思う。でもね、一番大事なのは、仲良く。僕は「改革中道」と名乗っているけど、右からも左からも叩かれながらも真ん中にいる。それが未来を開く政治につながっていくと思うから。 井上 確かに国民民主党は、普通の人の受け皿だなって印象があります。

イデオロギーでメシは食えない

玉木 極端なイデオロギーを振り回した、なんちゃら主義、なんちゃらイズムから一番遠い党。目の前にある問題を解決し、困っている人を助けていく。それが国民民主党のあり方で、僕たちは働く人が安心して働き続けられるように応援していく政党。コロナウイルスの問題で言えば、みなさんが暮らしと経済の先行きに不安を感じているから、それを払拭するために動く。「仕事がなくなるかもしれない」「売上が立たない」と感じているなら、「そこは安心してください」と言って、経済対策を打ち出す。僕たちは経済に強い政党だという自負があるので、政府や自民党にも協力してもらって、厳しい状況を乗り切るための現実的な知恵と政策を出していきたい。 井上 ただ、世の中的には「立憲民主党との違いが見えにくい」とも言われますが? 玉木 そこもね、元々同じ政党だったわけだから、似ているところはあるよね。ただ、私たちが心がけているのは、右や左に偏らないこと。冗談でよく言っているのは、コオロギはさ、煮たら食えるんだよね。昆虫食が世界を救うという話もあるし……って、これは咲楽ちゃんの方が詳しいよね。 井上 はい! 玉木 コオロギは食えるけど、イデオロギーでメシは食えない。 井上 アハハ! そのフレーズ、私もどこかで使ってもいいですか? 玉木 もちろん(笑)。役立つのはコオロギの方で、偏ったイデオロギーは人を明るくも、幸せにもしないんじゃないか? という思いがあってね。僕は究極のリアリスト。今は「右だ、左だ」という政治じゃなくて、多くの国民のみなさんの声をちゃんと聞ける政治家が求められている。一部の権力者が政治を牛耳って、その権力が世代を超えて引き継がれ、特定の層だけが恩恵を受けるような状況は誰も求めていない。みんな生まれてきた以上、ハッピーになりたいじゃん。これからも、そのお手伝いをする政治をしていきたいよね。 (取材・文/佐口賢作) ▽井上咲楽(いのうえ・さくら) 1999年10月2日生まれ、栃木県出身。A型。現在は『アッコにおまかせ』(TBS)などバラエティ番組を中心に活躍。 Twitter:@bling2sakura ▽玉木雄一郎(たまき・ゆういちろう) 1969年5月1日生まれ、香川県出身。東京大学卒業後、財務官僚を経て、2009年、衆議院議員に。現在、国民民主党代表。YouTube「たまきチャンネル」放送中。 Twitter:@tamakiyuichiro

月刊エンタメ編集部

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