海外メディアは五輪連覇王者、羽生敗戦と宇野V4を“番狂わせ“と報道「過酷な日程、疲労が羽生を襲う」
フィギュアスケートの専門サイトの「ゴールデンスケート」は「宇野が4年連続となる日本タイトルを勝ち取って羽生を押しのけ日曜日の東京を驚かせた」と“番狂わせ“が起きたとのニュアンスで報じた。 記事はまず宇野について「『Our Life』、『Dancing on My Own』、『Your Last Kiss』の曲に乗った演技で、宇野は、4回転フリップ、4回転トゥループ、トリプルアクセル、4回転トゥ+2回転トゥの連続ジャンプを成功させた。唯一のミスは着水で手を付いて起き上がったトリプルアクセル+オイラーに続くコンビネーションの3本目のジャンプだけだった。五輪銀メダリスト(の宇野)は、すべてのスピンとフットワークでレベル4を獲得し、フリースケート184.86点で計290.57点を記録した」と演技内容をレポート。 一方、羽生に関しては、「羽生は『Origin』にのったフリーでは172.05点の3位に終わった。2度の五輪覇者(の羽生)は、最初の4回転ループで着水が乱れ、4回転トゥループや終盤の4回転トゥループ+オイラー+3回転フリップのコンビネーションジャンプも同様に崩れた。回転不足で、ルッツは2回転にもなり、トリプルアクセルは転倒。なんとか4回転サルコーは跳び、素晴らしいレベル4のスピンとフットワークを披露した。彼は最も高い演技構成点を得たが、合計282.77点で2位に終わった」と記述した。海外メディアにとっても羽生の想定外のミスの連発は衝撃だったようだ。