佐々木朗希選手には真っすぐを磨いてほしい【立浪和義の超野球論】
伸びしろを感じる
魅力はたっぷり。一軍登板は8月か
ロッテの佐々木朗希選手が5月26日にシート打撃ながら160キロを連発しました。映像を見ただけですが、素晴らしかったですね。日本球界で160キロ以上をマークした投手自体も数えるほどしかいませんが、あのときのピッチングは目いっぱい投げたわけではなく、コントロールできていた真っすぐでした。伸びしろを感じましたね。 あのピッチングを見ると、少しでも早く実戦、それも一軍のゲームで見たい気がしますが、これはもう近くで見ている首脳陣の判断だと思います。実際、その後、「疲労が抜けづらくなっていたから」という判断で開幕二軍スタートが決まりました。まだルーキーですし、最初は、どうしても自分では分からず飛ばしてしまいがちです。故障をしてしまっては元も子もありませんから、よかったのではないかと思います。 近年の高卒新人の長身快速球投手となると、ダルビッシュ有選手(日本ハム。現カブス)、大谷翔平選手(日本ハム。現エンゼルス)に・・・
本文:1,087文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール