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仕事に集中できない人必見!作業スピード3倍になる「もくもく会」が流行るワケ

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BUSINESS INSIDER JAPAN

ストレスフリーな人間関係を生み出すエコシステム

ここまでご説明した通り、もくもく会には作業が劇的にはかどるという快適な効果があります。それに加えてもう一つ、ストレスフリーな人間関係を生み出すエコシステムであるという点もお伝えしたいです。 大人になると年に1度の同窓会や近況報告以外はあまり会う機会がなく、組織以外での人とのつながりが希薄になります。 一方で、アウトプットでつながるもくもく会は、短いスパンでもお互いに自然に会う機会になるため、昔ならもっと会う機会があったような仲の良いメンバーと自然に集うイベントになるのです。近況を細かく共有するため、社会的に1つのセーフティネットになる場所だとも考えています。 実際に、筆者はもくもく会のおかげで、学生時代に戻ったかのように、知人友人と自然に会う日常を過ごしています。個人でやるべきタスクが多い時代ゆえに会うヒマがなくなるどころか、むしろ会う頻度が上がっているのです。また、お互いの生活に何かしら危機が発生しても、すぐに知ることができています。 理由としては以下の通りです。 ・「話さないこと」が前提の集まりが、逆に濃いコミュニケーションを発生させる ・お互いの興味・関心を自然に開示した濃い時間になる 「作業をすること」が主体であり、参加者同士の「交流」は二の次である前提が良く、休憩時間などに思わず相手と話す内容が、結果的に本当に必要な濃いコミュニケーションになりやすいのです。 また、もくもく会でこなすタスク自体が、その人の関心の中心事なので、それをお互いに見せ合うことは「一般的な自己紹介」よりよほど「本質に迫った自己開示」になることが多いのです。 仲の良い人ともできるし、募集して知らない人とやるのも良い、というのが、もくもく会がつながりのエコシステムとして優れているポイントです。

「周囲にいる5人」を主体的に選び、人生のハンドルを握る

筆者自身、フリーランスとして1回4~7時間程度のもくもく会を計5人と定期的にクローズドで実施しています。頻度は相手によって「2週間に1回」「3週間に1回」「1カ月に1回」などに分かれています。 「周囲にいる5人の平均的な人間になる」という有名な言葉の通り、主観的な世界観をコントロールすることにもくもく会を活用しています。人生で影響を受けたい価値観の合う人ともくもく会でマメに接点を持つ機会を意図的に作っています。 アウトプット作業でつながるので、趣味が一緒である必要はなく、相手選びの自由度は高い。 それにより、主体的に「社会派」「ライフスタイル重視派」の仲間に囲まれ続けることで、拝金主義的な価値観から離れてローコストで人間らしい生活をこれまでずっと維持できてきました。 もくもく会を通じて、みなさん個人のプロジェクトの生産性を上げながら、価値観の近い人とつながり続けることで、自分の人生を主体的にコントロールできる人が増えていくことを祈っています。 加藤こういち:シェアリングエコノミー研究家。シェアリングエコノミーを1,000回以上・50種類以上活用しながらミレニアル世代のライフスタイルにどう入れていくべきかを研究中。5年前に上京してからシェアエコで孤独を解消したことをキッカケにその魅力にはまる。シェアエコ事業者、ホスト、ゲスト視点でバランスよく、業界情報を整理して発信することで社会貢献するのがミッション。

加藤こういち

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