「日米同盟を強化、深化させる」で一致 訪米中の長島首相補佐官、米国防総省幹部と会談
【ワシントン=坂本一之】米国を訪問中の長島昭久首相補佐官(国家安全保障担当)は22日、首都ワシントン近郊の国防総省でドリー国防次官代行(政策担当)と会談し、変化する安全保障環境の中で「日米同盟を強化、深化させる」ことで一致した。国防総省が発表した。 両氏は地域の安全保障問題や日米同盟の強化などについて協議。日米同盟を巡っては、陸海空自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」が発足するのに合わせ、在日米軍が統合軍司令部を創設する方針など、自衛隊と米軍の指揮・統制枠組みの見直しが進んでいることを確認。南西諸島での連携に加え、防衛技術・産業の協力拡大を歓迎した。