<水泳・速報>北島、100m平で五輪出場権を逃し絶句
リオ五輪の代表選手を決める一発選考会を兼ねた水泳の日本選手権の第2日が5日、東京・江東区の辰巳国際水泳場で行われ、男子100メートルの平泳ぎ決勝で、小関也朱篤(24歳、ミキハウス)が59秒66で優勝、北島康介(33歳、日本コカ・コーラ)は59秒93で2位に入ったが、両選手共に五輪派遣標準記録である59秒63をクリアすることができず、五輪出場権を獲得することができなかった。 北島は前半を2位で折り返し、後半も2人のデッドヒートとなったが、小関がリードを守りきった。北島は準決勝では五輪派遣標準記録をクリアしていただけに、レース後インタビューに呼ばれ、「はあ、いやあ、・・・・言葉にならないですね」と、しばし絶句。 「この緊張感を味方につけられず、力を発揮できなかった。自分自身のなにものでもない。まだ200があるので200で代表権をとれるようにがんばります」と続けた。 両選手ともに平泳ぎの200メートルにエントリーしており、そこでの五輪切符獲得を狙うことになる。