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雨天の交通事故は約4倍。施設接触事故や夜間の事故が増加。

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くるくら

首都高速道路株式会社の統計から、雨天時の交通事故件数は晴天時に比べると約4倍も多いことが分かった。雨天時には、スリップによる施設接触事故や、視界不良による夜間の事故が増加する傾向があるという。雨天時に事故を起こさないために必要な運転のポイントについて紹介しよう。 【写真を見る】この記事に関する写真はこちら!

雨天時の事故は約4倍

 首都高速道路株式会社によると、首都高速道路における2019年度の雨天時の交通事故は1,769件で前年より230件増加。晴天時の交通事故は7,818件で前年より583件減少した。全体の事故件数は年々減少傾向にあるが、雨天時の事故が占める割合はほぼ横ばいであることがわかる。  また、一見すると晴天時の事故のほうが多く発生しているように感じるが、晴天と雨天の時間を考慮すると、その実態が見えてくる。  東京管区気象台の発表によると、2019年度の晴天の時間は全体の約94%(8230時間)。雨天の時間は全体の約6%(530時間)と1年間のほとんどが晴天であったという。そこで、晴天、雨天別に1時間あたりの事故件数を調べてみると、晴天時は0.95件、雨天時は3.34件となり、雨天時は晴天時の約4倍も交通事故が起こりやすくなっていることがわかる。

雨天時は施設接触事故が増加!

 雨天時には一体どんな事故が多くなっているのだろうか。  首都高によると、雨天時の事故で最も多いのは側壁や中央分離帯などに衝突する自損事故「施設接触事故」で41.5%だという。一方、晴天時の施設接触事故は14.1%であり、雨天時の方が圧倒的に割合が高くなっていることがわかる。先ほどのように雨天・晴天の時間を考慮すると、1時間あたりの施設接触事故件数は晴天時で0.13件。雨天時では1.38件。なんと晴天時の約10倍も施設接触事故が起こりやすいのだ。    首都高によると、雨天時の施設接触事故の約6割が時速60km以上の走行中に発生。カーブ区間での速度超過が原因の場合が多いという。雨天時は路面が滑りやすいので、速度を出したままカーブに進入するしたことが施設接触事故の一因であるといえそうだ。

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