【カンボジア】首都圏の韓国友好橋、25年6月着工見込み
カンボジア公共事業・運輸省は8月29日、首都プノンペンと隣接するカンダル州を結ぶ「カンボジア・韓国友好橋」が2025年6月までに着工するとの見通しを示した。このほど環境社会影響評価(IESIA)が承認され、着工の見通しが立ったためだ。クメール・タイムズ(電子版)が8月30日までに伝えた。 カンボジア・韓国友好橋は、プノンペンのダウンペン区のナイトマーケットとカンダル州アレイカサットのルベアエムを結ぶ。メコン川とトンレサープ川をまたぐ2本の斜張橋で構成し、全長は2,375メートル。 工期は60カ月。工費は2億3,500億米ドル(約343億円)で、資金は韓国輸出入銀行からの融資で賄う。両国政府は22年12月、融資契約を締結していた。