“太郎“よりも女性が少ない内閣?「いま、日本の政治が変わらなければ…」
アメリカ大統領選で民主党のジョー・バイデン氏の当選が確実になったことで、バイデン氏が副大統領候補に指名したカマラ・ハリス氏が、アメリカ史上初の女性副大統領となることも確実となりました。一方、日本では政治分野における女性の進出は進んでいません。20~30代の人たちはどのような変化に期待しているのでしょうか? BuzzFeed NewsのLINE「バズおぴ」で聞きました。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】
バイデン氏とともに11月7日(現地時間)勝利の演説をしたハリス氏は、「私は最初の女性副大統領かもしれないが、最後ではない。なぜならば、これを見ている全ての少女たちが、アメリカは可能性に満ちた国だと思うからです」と述べ、子どもたちに「大志を持って夢を」と語りかけました。 一方、日本では9月に誕生した菅・新内閣のうち、女性は上川陽子法相と橋本聖子五輪相の2人だけ。世界経済フォーラム(WEF)が公表している「ジェンダーギャップ指数」では、2019年の日本の順位(政治分野)は144位とワースト10入りしています。 2006年には83位だったものの、日本より下位にいた国々がスコアを伸ばしたことから、相対的にランクが下がっているのです。女性首相や副首相の登場は、まだまだ先になるかもしれません。 「バズおぴ」では、ハリス氏が副大統領となることに期待すること、そして日本の政治に変わってほしいと思うことを聞きました。
「いま変わらなければ」
日本の内閣で太郎と名前が付く男性閣僚の人数よりも、女性閣僚のほうが少ないというSNSの投稿を見て、おかしいんだか悲しんだか……情けないような気持ちにもなります。(*太郎が付く閣僚は3人、女性は前述の通り2人) いつまで日本の政治は年配の閣僚、政治家に頼っていくのでしょうか? 切実に、どうしてもっと若手の政治家の進出がなされないのか気になりますし、焦燥感におそわれます。 自分の世代だけではなく、その次の世代にも残したい国であるために、今変わらなければ、遅すぎることがたくさんあると感じます。(かえで、21歳、大学3年生、東京都)