ももクロ・高城れに「しおりん推し?」 “師匠”を詰問!? 佐々木彩夏はダメ出し体験を回顧
アイドルグループ「ももいろクロ―バーZ(ももクロ)」の高城れにさん、佐々木彩夏さんが、ラジオ番組『平田オリザの舞台は但馬』(ラジオ関西、木曜午後1時~)に出演。番組パーソナリティで劇作家・演出家平田オリザさんと出会うきっかけとなった映画『幕が上がる』についてトークを繰り広げ、5月28日に兵庫県香美町で行われるライブの意気込みも語った。 【こちらもチェック】ももクロ・玉井詩織 「劇世界に飲み込まれるような」経験語る 「佐々木さんといえば、伝説のワークショップだよね」と、平田さんが開口一番告げると、佐々木さんは「正直、今でもあれが正解だったのか分からないんですよね」と思わずポツリ。“伝説の”というのは、平田さん原作の映画『幕が上がる』(2015年公開)のために行われたワークショップ。『幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦』というドキュメンタリー映像で詳しく紹介された。 作中劇(『銀河鉄道の夜』)で先生役を演じた佐々木さんは、このワークショップで、シーン冒頭のセリフ「さて」を30回言い直すという『ダメ出し』を体験した。優しそうな平田さんの厳しい対応に戸惑ったという佐々木さんに、平田さんは「あれは(監督の)本広(克行)に『厳しくして』とお願いされたから。あともう一つ、演出家を演じる百田(夏菜子)さんに演出家の仕事をみせなきゃいけなかった」と弁明しつつ、「映画を観たら(百田さん演じる演出家が)僕にそっくりで笑ってしまった。あの時にしか撮れなかった映画ですね」と振り返り、現在女優業など多方面で活躍するももクロの成長を喜んだ。 番組では、高城さんが平田さんに「オリザさんは先週、しおりん(前回放送に出演していたももクロメンバー玉井詩織さん)をめっちゃ褒めてたけど、しおりん推しですか?」と詰め寄ったのに対し、厳しいワークショップを経た良好な師弟関係を背景に、平田さんが「高城さんはしゃべらなければ一番美人!」と返す一幕も。さらに、平田さんに対し「ももクロのライブは世界観やコンセプトを強めに打ちだしているので、一度コンサートの演出を手掛けてほしい」(佐々木さん)、「『幕が上がる』の続編を演じてみたい! 旅公演もしてみたい」(高城さん)といった要望も飛び出した。 28日に開催される香美町ライブは、チケットは既に完売。ももクロの二人は「新アルバムの曲が中心ですが、一緒に盛り上がってこそ曲が完成します。一緒に作りましょう」と呼びかけた。 ※ラジオ関西『平田オリザの舞台は但馬』2022年5月26日放送回より
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