ロバーツ監督「テオの代わりを探すのは難しい」T・ヘルナンデスの残留切望「戻ってこないのはつらい」再契約交渉は継続中
米大リーグの球団幹部や関係者、代理人らが一堂に会するウインターミーティングが9日(日本時間10日)、米テキサス州ダラスで始まり、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はFAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手について言及。「彼が戻ってこないのは私にとってつらい」と語った。 【写真】チームのムードメーカー?チームメイトからも愛される陽気なヘルナンデス 今季、ワールドシリーズ制覇の大きな原動力となったテオスカー。移籍1年目で154試合の出場で打率・272、33本塁打、99打点をマークしただけでなく、ヒマワリの種をまく本塁打セレブレーションなど、チームのムードメーカーとしても欠かせない存在だった。 日本のファンにとっても馴染み深い選手の1人となったテオスカー。その存在は指揮官にとっても大きく、テオスカーの代わりを探すのは難しいか?という問いに「難しい」と即答。「私はテオの大ファンだ。テオはフリーエージェントとして非常に良い立場にいるから、自分で決断しなければならないことがある。彼が戻ってこないのはつらいね」と率直な心境を明かした。 ドジャースは前日に左打ちの外野手・コンフォルトと合意したと報じられた。それでもテオスカーとの残留交渉は継続しており、引き留める可能性はまだ残っている。 ただFAの目玉だったソトがメッツに決まったこともあり、レッドソックスやヤンキースがテオスカーに興味を持っているとされている。争奪戦となり、金額が高騰する可能性もある中、指揮官はキープレーヤーの残留を願っている。