【花粉症デビュー】しちゃいました(泣)どうしたらラクになれますか?
人には聞きづらい“女子の保健室的なお悩み”に、お医者さんにしっかり取材をして信用できるアドバイスをもらおう!という企画『ViVi保健室』! マスクをしている人を「大変そう」なんて思っていたら、あれ、私も……なんて話もよく聞く今日この頃。あまりの辛さに外出がおっくうになるけど、出かけないワケにもいかないし……。ということで、アドバイスをもらいに、日々、花粉症に悩む人々を救う先生のもとへ! >>オリジナル記事を読む! 【花粉症デビュー】しちゃいました(泣)どうしたらラクになれますか?
今回の相談
Q.今年ついに、花粉症デビュー。こんなに目も鼻もぐちょぐちょの私、誰にも見られたくありません。新しい出会いなんて到底ムリ! どうしたら少しでもマシになりますか……。
答えてくれる先生はこの人!
慶友銀座クリニック副院長。耳鼻咽喉科専門医。 住谷瑞穂先生 毎日多くの花粉症患者と向き合いながら、実は自身も花粉症。そのため、最新の薬&情報を取得することで、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー A-1:明日は我が身!? 花粉症の割合は20代女子が特に多い A-2:花粉症になるのは環境の影響も大きい A-3:症状が出るのは鼻だけではない。目や肌のかゆみも A-4:一日のなかで飛散ピークは、昼と夕方の2回 A-5:マスクと眼鏡で完全防備。花粉ブロックスタイルでお出かけを A-6:家に帰ったら、まずは花粉を落とすべし! A-7:花粉が飛ぶ前から対策できる初期療法もある ーーーーーーーーーー
A-1:明日は我が身!? 花粉症の割合は20代女子が特に多い
主な花粉症の原因としておなじみであり、今もっとも猛威をふるっているのがスギの花粉。花粉が飛び散る時期は毎年異なり、地域によっても差がありますが、スギは1月から飛び始め、ピークを迎えるのが2~4月。まさに今がピークなんです。 そのほか、スギに続いてやってくるヒノキ、シラカバ、秋の花粉症としてイネ、ブタクサ、ヨモギなどが知られています。 日本においてどれだけの人が花粉症なのか、という数値は正確には明らかになっていませんが、2008年に行われたある全国調査では、スギ花粉症の人が26.5%、スギ以外の花粉症の人が15.4%もいました。つまり、スギ花粉症は4人にひとりという割合! ちなみに、1998年に実施された同じ調査と比べると、スギ花粉症はなんと10年で10%も増加!! また、2006年の東京都の調査では、20代女子の花粉症の割合は、35%以上。3人にひとりは花粉症という計算になり、いま困っている人はもちろん、まだ花粉症の兆しがないという人も「明日は我が身!」状態なんです。