「リビングの模様替え」で押さえるべき5つのポイント!東西南北どちらを向いているかで何をするべきかが変わる
リビングルームは家の中心です。家族団欒の拠点であり、それと同時にリラックスしながら気分を切り替えるスペースでもあります。 【写真でチェック】インテリアデザイナーが指南!リビングの改装や模様替え前に知っておくべきこと その2つの役割のバランスをとり、上手に機能させるにはインテリアを慎重に検討することが大切です。少し時間はかかっても、完成した空間にはそれだけの価値があります。 そこで今回はリビングルームの模様替えをスムーズに進めるために、準備段階でやっておくべき5項目をインテリアデザインスタジオ「A New Day」の創設者であるインテリアデザイナーのアンドリュー・グリフィスにレクチャーしてもらいました。改装や模様替えに着手する前にこの5項目を必ず考えておきましょう。
方角は?
まずリビングルームが東西南北のどちらを向いているのか確認します。 「それによって自然光を取り入れる上で何をするべきかが変わってきます」とグリフィス。「直射日光がほとんど当たらない北向きの部屋と、よく当たる南向きの部屋では色や空間全体の雰囲気が違ってきます」
リビングルームにいる時間帯は?
次に1日のうち、リビングルームで過ごすのはどの時間帯が多いか考えます。 グリフィスによると、夕方以降になることが多いなら部屋が暗くても映える色や質感、ディテールを取り入れるのがおすすめ。全体的に居心地のよい空間が実現します。
すべてのものに定位置を
リビングルームに置くすべてのものの収納場所を決めておくこと。 「特にミニマリストでもち物が少ないという人ではない限り、その部屋で収納すべきものが何なのかを現実的に考えておくことが重要です。そしてそれらを人目につかないように収納できる場所を準備しておきましょう。あとからどこに何を収納するのか考えるのではなく、最初から決めておきましょう」
良質なフローリングに投資を
模様替えや改装のときに計画を左右するのは予算。潤沢な予算がある場合もそうではない場合も良質なフローリングに投資するのがおすすめです。 理由はグリフィス曰く「低価格の家具や小物を見栄えよく使うことはできますが、床が安っぽいとすべてが台無しになってしまいます」