明日15日も日本海側では雪 山沿いでは大雪に注意
明日15日(日)も、日本海側を中心に雪が続くでしょう。山沿いでは大雪になる所もありそうです。屋根からの落雪や路面の凍結などに注意してください。
日本海側では雪続く
明日15日(日)も、日本列島には寒気が流れ込み、日本海側を中心に雪が降るでしょう。また、日本海から低気圧が近づき、北海道や東北の太平洋側でも雪や雨の降る所がありそうです。 北海道や東北の日本海側は、雪が降ったりやんだりで、風が強まりふぶく所もあるでしょう。吹雪により見通しが悪くなったり、電線などに着雪することもありそうです。太平洋側は晴れる所が多くなりますが、寒気や低気圧が近づく影響で夕方からは雪や雨の降る所がるでしょう。また、大気の状態が不安定になり、雷を伴い降り方が強まる所もありそうです。 北陸は午前を中心に雨や湿った雪が降るでしょう。足元が悪くなりますので、車の運転などはご注意ください。寒気が西回りで入ってくるため、山陰や九州の日本海側や東シナ海側でも雨や雪が降るでしょう。山沿いでは雪の積もっている所もあります。峠越えを予定されているかたは、冬用タイヤを絶対に装備するようにしてください。 関東から東海や近畿中部や南部、山陽、四国は広く晴れるでしょう。空気の乾燥が続きますので火の取り扱いにはご注意ください。 沖縄は朝までは雨の降る所はありますが、日中は日差しが届くでしょう。
師走の寒さ続く
予想最高気温は、今日14日と同じくらいの所が多くなるでしょう。 札幌は1℃で、真冬日(最高気温0℃未満)からは解放される予想です。仙台や新潟、金沢は10℃に届かず、昼間も寒いでしょう。東京や名古屋、大阪、広島、高知、福岡、鹿児島は、10℃～12℃くらいの予想です。これらの地域でも寒さ対策をしっかりしてお出かけください。
除雪・防寒グッズの用意
積雪が予想される場合には、以下のような除雪・防寒グッズを早めに用意しましょう。 ①融雪剤やスコップなど除雪用具の確認をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあります。 ②電気やガスの暖房が使えなくなる可能性があります。カイロや湯たんぽ、灯油ストーブなど防寒グッズを用意しておきましょう。 ③停電時にも情報が得られるように、電池式のラジオやモバイルバッテリーなどがあると安心です。 ④低温で水道が凍結するおそれもあります。水道の凍結対策や飲料水の備蓄、生活用水用に浴槽に水をためておきましょう。 グッズの使用期限や消費期限は定期的に確認し、積雪に備えるようにしてください。
日本気象協会 本社 牧 良幸
