使って実感&痛感!クルマで“アレクサ”できる「Echo Auto」の利点と注意点
2020年秋に発売されたAmazonの車載デバイス「Echo Auto」。価格は4980円。これを実際にBluetooth経由で使用してみました。その際につまづいたところ、便利だったことなどをまとめてみます。 【詳しい設置方法・製品画像を見る】 なお、運転中の操作は危険です。デバイスの設定操作は必ず駐車場などに車両を停めた状態で行いましょう。
設置の流れ
仕事柄、普段からITガジェットに触れる機会が多いので、Echo Autoもすんなり使えるだろうと甘くみていました。しかし、スマートフォンとカーナビ、Amazon Echoをそれぞれ接続することになるので、意外と初期設定が複雑。ちょっと苦戦しました(もちろん、正しく手順を追えばしっかり設定できますので、ご心配なく)。 今回検証に使用したデバイスはiPhone 11 Pro(iOS 14)。そして、Hondaの純正カーナビ「Gathers(ギャザズ)」です。 ユーザーが初期設定としてやるべき作業は 1.カーナビ(カーステレオ)とスマホを接続 2.スマホとEcho Autoを接続 この2点。そして最後に 3.Alexaにボイスコマンドで指示 することで、カーステレオから音が出ます。
Bluetoothでスマホとカーナビを接続する
さっそくスマートフォンとカーナビをBluetoothで接続します。具体的な手順は、カーナビや車種によっても変わってくるとは思いますが、本稿では筆者が乗っている車での場合を解説します。 筆者のクルマに搭載しているGathersでは、iPhoneをBluetoothに接続する際は「オートペアリング」機能を使いました。この時、一度USB端子からLightningケーブルを伸ばして有線で端末に接続する必要がありました。 1.iPhoneのBluetoothをオンにする 2.USBケーブルで車に接続する 3.カーナビ画面に表示されるデバイス名とパスキーを確認し「はい」をタップ 4.電話帳を登録するか?と聞かれるので、必要に応じて「はい/いいえ」を選択する 以上で、iPhoneとGathersの接続が完了です。 当初、「iPhoneはケーブル接続しないとオートペアリングしない」という説明書の表記を見落としていました。Android端末が勝手に接続されていたので、説明書を読まずに接続しようとしたことで苦戦。やはり説明書をしっかり読むのは大事ですね。 この設定が終わった時点で、iPhoneで音楽を再生するとカーステレオから音が出るようになっています。例えばApple Musicで楽曲を再生したいという場合には、Bluetooth接続された状態でスマホで再生するだけでカーステレオで楽しめます。スマホホルダーなどに設置した状態でSiriを使えばハンズフリー操作もできますよ。