【ソフトバンク】コリン・レイと契約合意「日本でプレーしたい気持ちがあった」
ソフトバンクは7日、コリン・レイ投手(30)=前カブス=と契約合意したと発表した。「いつか日本でプレーしたいという思いは、ここ数年、気持ちのなかにずっとありました。ホークスという常勝チームでプレーできることになり、夢がかなった気分でとてもうれしい」と球団を通じコメントした。 レイは196センチの長身右腕で、最速153キロの直球にカーブ、スライダー、チェンジアップを操る。昨季はカブスでダルビッシュと同僚で、先発2試合を含む9試合に登板し1勝1敗、防御率5・79。メジャー通算35試合に登板し8勝8敗、防御率4・79で、19年は3Aで14勝をマークした。 昨季6勝を挙げ日本シリーズでも勝利した左腕ムーアとの残留交渉が難航中。年俸3億円からの大幅減を提示しているバンデンハークとともに、退団の可能性が高くなっている。先発タイプのレイの獲得は、チームの補強ポイントにもマッチする。「トリプルAで安定した成績も残している。日本でプレーする意欲が高いと聞いている。違った文化、野球のスタイルに適応するなかで、それはプラスのポイントだと思う」と三笠GMも期待した。
報知新聞社