【平均給与ランキングTOP10】年収の高い業種はなに?《民間企業の平均給与は460万円》
収入アップを目指す方法
今よりもさらに高額な収入を得る方法として、次のようなものが挙げられます。 ・資格を取得して資格・技能手当をもらう ・収入の高い部署・部門に異動する ・副業をする ・給与水準の高い企業に転職する ●資格を取得して資格・技能手当をもらう 業務に役立つ資格を取得し、資格手当(技能手当)を加算してもらうことで、収入アップが図れます。厚生労働省が公表している「令和2年就労条件総合調査の概況」によると、50.8%の企業が、「技能手当、(技術)資格手当」を支給しているとされています。 資格手当(技能手当)支給の対象になる資格は、就業規則などに記載されていることが多いです。該当する資格を確認したうえで、毎月支給されるのか一時金として支給されるのかなども確認しておきましょう。また、資格取得に要した費用の負担制度があるかどうかも要確認です。 資格の取得は大幅な収入アップにはつながらないこともありますが、今後転職や独立などをする可能性がある方にはメリットのある方法です。 ●収入の高い部署・部門に異動する 現在の勤務先内で、今よりも高い収入が得られる部署や部門に異動する方法もあります。同一企業内においても、業務内容や残業の多寡などにより、平均収入に差があるケースがあります。 チャレンジしてみたい部署・部門であれば、異動願を出してみるのも良いでしょう。 ただし、全く新しい業務を覚える必要があることや、人間関係を一から築いていかなければならないことに注意が必要です。 ●副業をする 現在の仕事を続けながら、副業を始めて収入アップを目指す方法もあります。国も、働き方改革として、副業・兼業に安心して取り組めるような環境整備を行っているとされています。 ただし、勤務先が副業禁止の場合はできないため、就業規則などで必ず確認してください。 副業に向いている仕事として、クラウドソーシングを活用したライティングやイラスト作成、プログラミングなどがおすすめです。スキルがあればその分高収入も期待できます。 とはいえ、副業をすればそれだけ時間や体力を要するため、本業に支障をきたす可能性があります。本業やご自身の健康に無理のないように取り組みましょう。 ●給与水準の高い企業に転職する 現在勤務している企業では大きな収入アップが望めない場合などは、同業種で給与水準の高い企業に転職をするという選択肢もあります。一般的に、企業規模が大きくなるほど給与水準も高くなる傾向があります。 同業種であれば、これまでのキャリアを活かせるうえ、新しい仕事に慣れるまでの時間も少なくて済むでしょう。 ただし、必ずしも収入アップが約束されるわけではないことや、新しい環境で一から始めなければならないことなどに注意し、転職先の選定やタイミングなど、慎重に判断することが大切です。