【平均給与ランキングTOP10】年収の高い業種はなに?《民間企業の平均給与は460万円》
年収は年齢や勤続年数、企業規模などさまざまな要因によって異なりますが、業種によっても異なることをご存じでしょうか? 特に、これから就職や転職をする方などは、どの業種が高収入を得られるのか気になるかもしれませんね。 ◆【一覧表】民間企業に勤める給与所得者の平均給与ランキング 本記事では、平均給与の高い業種TOP10をランキングで解説するとともに、収入アップが見込める方法をご紹介していきます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
給与所得者の平均給与は460万円
国税庁が公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」 によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は460万円とされており、前年と比較して0.4%の増加となっています。男女別に見ると、男性が569万円(0.9%増)、女性が316万円(0.7%増)です。 また、正社員と正社員以外の平均給与に分けて見ると、正社員は530万円(1.3%増)、正社員以外は202万円(0.7%増)です。これを男女別に見ると、正社員男性が594万円(1.7%増)、女性が413万円(1.4%増)。正社員以外の男性が269万円(0.7%減)、女性が169万円(1.7%増)となっています。 正社員以外の男性は若干減少していますが、全体として平均給与は増加傾向にあることがわかります。
平均給与が高い業種TOP10
国税庁の同調査結果をもとに、平均給与が高い業種TOP10をご紹介していきます。 平均給与が高い業種のランキングは以下の通りです。 平均給与が最も高額なのは、「電気・ガス・熱供給・水道業」で775万円で、2番目が「金融業、保険業」で652万円、3番目が「情報通信業」で649万円という結果です。 1位の「電気・ガス・熱供給・水道業」は、平均給与より315万円も高額になっているうえ、2位の「金融業、保険業」より123万円も多いことがわかります。 電気・ガス・熱供給・水道業はいずれも生活インフラに関わる業種であり、景気に左右されにくく常に需要がある分野であることが、高い給与になる理由のひとつと考えられます。