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『8日で死んだ怪獣の12日の物語』コロナ禍でも最新の映画を

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ニッポン放送

【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第873回】 シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。 今回は、7月31日から公開の『8日で死んだ怪獣の12日の物語』をご紹介します。

全世界を襲った新型コロナウイルスの感染拡大を受け、樋口真嗣監督ら5人がSNSにて発動した「カプセル怪獣計画」。 その番外編として、12話連続でYouTubeにて配信された岩井俊二監督、斎藤工主演による『8日で死んだ怪獣の12日の物語』が、劇場版となりました。 コロナと戦ってくれるという“カプセル怪獣”を通販サイトで購入した男を軸に、フィクションだけれどドキュメンタリーのような、不思議な物語が展開します。

通販サイトでコロナと戦ってくれるというカプセル怪獣を買ったサトウタクミ。宇宙人を通販で購入したというタクミの後輩・丸戸のんや、コロナの影響で無職になってしまったオカモトソウも、彼が育てる怪獣に興味津々だ。 タクミの怪獣は、日に日に成長して行く。しかし、どうやらYouTuberの“もえかす”が育てているものとは、種類が違う様子。怪獣に詳しい樋口監督にノウハウを聞きながら育てて行くタクミだが……。 果たしてこのカプセル怪獣は、コロナをやっつけてくれるのだろうか?

企画立案から約3ヵ月というスピードで完成させたという本作には、豪華なキャストが集結。 主人公のサトウタクミ役には、俳優としてだけでなく監督、プロデューサーまでもこなす斎藤工。タクミの後輩・丸戸のんを演じるのは、 今回が岩井組初参加となるのん。 さらにサトウタクミの先輩オカモトソウ役に武井壮、YouTuber“もえかす”に穂志もえか、原案の樋口真嗣監督も登場。こうして役名を見るだけでも、まるでリアルとフィクションを混在させたファンタジーのような世界観を連想してしまうのではないでしょうか。 撮影は文字通りリモートで行われたため、岩井監督は俳優陣に画面越しに指示をするのみ。撮影中は、俳優同士が直接顔を合わせる機会もなかったとか。 そして主題歌を歌うのは、小泉今日子。「本作の主題歌はこの曲しか考えられない」という岩井監督の熱烈オファーのもと、1987年の名曲「連れてってファンタァジェン」をセルフカバー。岩井監督がプロデュースするikireとのコラボレーションにより、2020年版「連れてってファンタァジェン」がここに誕生しました。

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