下野紘、杉田智和らがおばけを熱演!山崎貴監督作『ゴーストブック おばけずかん』本ポスタービジュアル解禁
『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)で懐かしい昭和の風景を、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17)で黄泉の国をVFXで映像化した山崎貴監督の最新作『ゴーストブック おばけずかん』(7月22日公開)。このたび、本作より、本ポスタービジュアルとおばけ役で出演する声優が解禁となった。 【写真を見る】城桧吏、新垣結衣、神木隆之介らが演じる主要キャラの姿が、摩訶不思議な風景の前に切り取られた本ポスタービジュアル解禁 デビュー作『ジュブナイル』(00)から20年を経て、山崎監督自身の原点であるテーマに再び立ち返る本作。VFXの技術で映像化された「ゴーストブックの世界」で繰り広げられる冒険を通して子どもたちの成長が描かれる。 “どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子どもたちは数々の試練、新たな出会い、そして別れを乗り越えて、運命を変えることができるのか…。 今回解禁されたポスタービジュアルには、摩訶不思議な世界を背景に、開いてはいけない「おばけずかん」を開いてしまった一樹(城桧吏)ら子どもたちとともに、新垣結衣が演じる瑤子先生、子どもたちに試練を与える謎の古本屋の店主(神木隆之介)らの表情が映しだされている。 また、図鑑の試練として子どもたちの前に立ちはだかるおばけの声を演じる声優陣も豪華キャストが勢ぞろい。「鬼滅の刃」の我妻善逸役などを務めた下野絃が、空を飛びまわり怒ると巻き付いて首を絞めてくる一反木綿を、「銀魂」の坂田銀時役などで知られる杉田智和が、山に向かって叫ぶと同じ言葉を返す山彦を演じる。また「ブラック・ジャック」などの大塚明夫が体中についた目を飛ばして攻撃する百目、世界的なダンサーとして活躍しながら、俳優としても存在感を発揮する田中泯が、その強さから「神霊指定」として恐れられるジズリの声を担当する。 あわせてコメントも到着しており、下野は「ヤンキーのように絡んでくるくせに子どもたちの罠にかかってしまうという、ちょっと情けない一面もある、どこか憎めないおばけです」とキャラクターの魅力を、杉田は「役を演じながら昔を思いだしていました。かつて子どもだった大人、そしてこれから育つ子ども、皆におすすめの映画です」と本作に対する思いをコメントを語っている。 山崎監督が原作から着想を得て、特別にデザインしたおばけのビジュアルにも注目したい本作。様々な願いを持つ子どもたちが、命がけの試練でどのように運命を切り開いていくのか?ぜひ劇場で目撃したい。 <吹替声優コメント> ●下野紘(一反木綿役) 「縄張り意識が強く、ちょっとヤンチャで神経質な一反木綿。ヤンキーのように絡んでくるくせに子どもたちの罠にかかってしまうという、ちょっと情けない一面もある、どこか憎めないおばけです。ドタバタするシーンが多く、より面白くするためにアドリブなんかも入れさせていただいているので、それがどこなのか探してみてください!そして、一反木綿の活躍を楽しんでいただけたら、幸いです!」 ●杉田智和(山彦役) 「夏が来ると思いだすのは、雑誌やテレビで特集が組まれる怪談です。幼少の頃受ける感性の刺激はそのあとの成長に良い影響を及ぼすと思います。私自身、役を演じながら昔を思いだしていました。かつて子どもだった大人、そしてこれから育つ子ども、皆におすすめの映画です。よろしくお願いします」 ●大塚明夫(百目役) 「おばけの百目を演じました大塚明夫です。たいへん楽しい作品になっていると思います。公開は夏休みでしょうか……還暦を越えた私ですが、家族で映画を観た思い出はいまでもタカラモノです。きっと子どもたちの、家族で映画を観に行った素敵な思い出になると思います。是非、劇場にお運びください」 ●田中泯(ジズリ役) 「山崎貴監督との仕事はいつもチャレンジをくれる。僕でなく『ジズリ』に成っていると見る人に感じてもらえると本当に嬉しいんだが!いや~難しかった!!楽しかった!!」 文/鈴木レイヤ