年を取れば遅くなる?違います…シニア選手に学ぶプレーファストの極意
トップ選手が海外を目指すのが当たり前になった時代。67歳の目には若手のプレーが「球を打つ技術はもう本当にうまい。僕らが若かった頃に比べたらもう別世界」に映る。テクニックのレベルアップに目を見張るからこそ、ペースの問題は余計に気にかかる。 プレーファストはゴルフのマナーではなく、ルール。「子どもの頃にタイムオーバーしたら、全部ペナルティにすればいい話」と少々極端に言うのは、「良いスコアを出すのと同じくらい、スムーズにプレーすることはゴルフにとって大切」だから。「コーチと言われる大人は、良いスコアを出すための情報は子どもたちにたくさん入れるが、スムーズなプレーをするためにはどうすべきか、という情報を入れているだろうか」と次世代のゴルフ界にメッセージを投げかけた。(茨城県阿見町/桂川洋一)
桂川洋一