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ロレアル 、2030年に向けた サステナビリティ 計画を発表

配信

DIGIDAY[日本版]

化粧品世界最大手、ロレアルグループ(L’Oréal Group)がサステナビリティの実現に向けた新プログラム、ロレアル・フォー・ザ・フューチャー(L’Oréal For the Future)を発表した。 ロレアルは2005年からサステナビリティへの取り組みを始め、2013年にはその進化版、シェアリング・ビューティ・ウィズ・オール(Sharing Beauty With All)を立ち上げた。同プログラムは主に、社内のオペレーション、サプライチェーン、商品の製造にフォーカスするものだった。今回のアップデート版は、そうしたビジネス分野の強化だけでなく、消費者の影響や意識にもフォーカスするもので、その意図は、これまでの取り組みでは不十分とする姿勢を示すことにある。今後は、社会および環境に何らかの形で及ぼしかねないさまざまな影響についても対応していかなければならないと、同グループのEVP/CCROアレクサンドラ・パルト氏は断言する。 「2030年に向けた我々のサステナビリティビジョンは、ふたつに大別される。ひとつは事業活動の変容、もうひとつは火急の社会・環境課題の解決に向けた貢献だ」。

個人レベルの炭素排出量も削減

たとえば、氏によれば、ロレアルグループは過去7年にわたり、炭素および温室効果ガス排出量と水使用量の削減にフォーカスしてきたが、サプライヤーや消費者が環境に及ぼす影響までは考慮していなかった。そこで、2030年までに1製品あたりの炭素排出量を50%削減することを目標に掲げ、その実現に向けて、同社の全拠点、つまり、サプライチェーン、製造工場、物流センター、オフィスのすべてにおいて、2025年までにカーボンニュートラルを達成する。 一方、消費者に関しては、よりエコな商品を使用してもらうことで、2025年までに個人レベルの炭素排出量を25%削減できるとしている。世界的課題に関するデータを掲載するサイト、アワー・ワールド・イン・データ(Our World in Data)が2017年に発表したデータによれば、平均的な米国市民1人の1年間の炭素排出量は16トンに上る。 その良いたたき台になると思われるのが、ロレアルのブランド、ガルニエ(Garnier)における取り組みであり、各製品が環境および社会に与える影響を消費者に伝える新たなラベリングを導入する。これは2020年に始動させ、2025年までに65の市場に拡大していく。Environmental & Social Impact Labelling(製品の環境・社会的影響表示ラベル)と名付けられたこのプログラムでは、商品をAからEの5段階で評価する──「A」が環境への影響について「カテゴリにおける最高位」となる。評価基準は独立監査法人ビューロー・ベリタス・サーティフィケーション(Bureau Veritas Certification)の認証を得ている。同社はさらに、2030年までに全製品のパッケージに使用されるプラスティックを、リサイクルまたはバイオベースに切り替えていく。

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