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消費者向け販売強化 小松マテーレが6月、金沢にアンテナ店

配信

北國新聞社

 繊維メーカーの小松マテーレ(能美市)は6月、消費者向けの販売を強化するため、金沢市に自社製品の販売を行うアンテナショップを設ける。染色加工を手掛ける同社は企業間の取引が多いが、百貨店の衣料品販売が落ち込む中、石川の県都に拠点を設け、独自の販売ルートをつくる。繊維業界は新型コロナウイルスの影響で厳しさを増しており、アフターコロナを見据え、足場を固める狙いだ。

 金沢市入江3丁目に設けるアンテナショップでは、小松マテーレの衣類ブランド「Co-mt(シーオー・エムティー)」のシャツやジャケット、パンツなどを並べる。同ブランドは豊かな色彩にこだわっており、同社の技術や素材の魅力を来店した消費者に伝える狙いだ。

 小松マテーレは1日、アンテナショップの運営や、同社製品の販売などを手掛ける完全子会社「インターリンク金沢」を設立した。資本金は5千万円で、6月から本格的に業務をスタートする。企業向けのユニホームや緑化基盤材「グリーンビズ」なども扱う。

 小松マテーレは、販売や物流などの拠点となる子会社「コマツインターリンク」を能美市に置いている。

 新型コロナの影響により、百貨店やアパレル店で衣料品販売が落ち込む中、繊維業界の受注状況は厳しさを増している。同社は独自の衣類ブランド展開など、企業間取引だけでなく、消費者向けにもビジネスの領域を広げている。

 小松マテーレの中山賢一会長兼社長は「新たな拠点を設けることで販売網を強化し、多様なニーズに応えていく」と語った。

北國新聞社