大山トーク 阪神残留を決断したのは「もう本当に今日ですね」
阪神は29日、国内フリーエージェント権を行使した大山悠輔内野手（29）が残留すると発表。大山は甲子園を訪れて取材に応じた。以下、大山の一問一答。 【写真】満面の笑み 誕生日祝いのサプライズを受ける阪神・大山 ――大山選手から報告を 「来年からもタイガースでプレーすることを決めました」 ――残留の一番の決め手は 「いやもう一番が多すぎて本当にいっぱいあるんですけど、まずはやっぱり監督、コーチ、スタッフの皆さん、裏方の皆さん、あとはチームメート。もう一回、優勝、日本一を達成したい。その気持ちはすごくありますし、そこが理由になりましたし。あとはやファンの皆さん、ファン感謝デーのときにスタンドに多くの僕の赤いタオルを広げてもらって、すごくうれしかったですし、そのタオルをもっともっと増やしたいなと素直に思ったっていうのもあるので。決めた理由っていうのは本当にいっぱいありますね」 ――ファン感謝デーは大きな要因になった 「はい。不安でしたけど、名前を呼ばれた時の歓声もすごくうれしかったですね。あとは一番忘れられないのは、去年の日本シリーズ。あの時の歓声って言うんですかね。歓声でもない、なんて言ったらいいかわからないですけど、地鳴りのような、あの感動は忘れられないってのもあるので、それをもっともっと感じたいなと思ったのも理由の1つです」 ――契約の内容 「5年契約でさせてもらいました」 ――生涯虎、という気持ちも 「やっぱり長い年数になるので、少し先のこともありますけど、まずは一年一年だと思ってるので。来年監督もかわりますし、あと僕自身の力も含めて、もっともっとしっかりやらないとと思ってるので。はい。また来年しっかり頑張りたいと思います」 ――悩んだ期間はどんな時間 「いや、本当に悩みましたし、すごく自問自答する日々というか、常にどうしたらいいのか、自分にとって何がベストなのかっていうのをずっと考えてましたし、そういう意味では大変でしたけど、でも逆に（これまでは）色々考えることができた時間がないので、すごくプラスな時間だったんじゃないかなと思います」 ――大事にしたいものの答えは？
