重体の41歳男、入店直後放火か 札幌、20代元交際女性の勤務先
札幌・ススキノの雑居ビル火災で、意識不明の重体となっている男(41)が、元交際相手の20代女性の勤める店に入った直後に火をつけた疑いがあることが29日、捜査関係者への取材で分かった。初めから放火するつもりで店を訪れた可能性があり、北海道警が確認を進めている。 道警は現場周辺で見つかり、男が使ったとみられる車を同日までに押収した。 火災では男や女性のほか30、50代の男性2人がやけどをするなどした。道警は同日、男を除く3人はいずれも重傷だと明らかにした。男は重体のまま変化がないという。 札幌市消防局は同日、近隣のビルに緊急の防火指導を実施した。