渡辺大 初舞台で宮本武蔵役 二刀流マスターで、立ち回り「国宝級」の松平健に挑む
俳優の渡辺大(36)が18日、大阪市内で行われた舞台「魔界転生」(4月7~11日、愛知・刈谷市総合文化センター。4月16~28日、福岡・博多座。5月4~28日、東京・明治座。6月2~10日、大阪・新歌舞伎座)の取材会に参加した。 主演の上川隆也(55)が柳生十兵衛を演じる2018年上演作品の再演で、舞台初挑戦で宮本武蔵を演じる渡辺は「17歳で初めての映像作品でデビューして今年37歳。20年勉強させてもらう中で初めての舞台が宮本武蔵役で光栄。映像と違ってやり直しが利かない。準備してとにかく走りきりたい」と気合を込めた。 猛練習している武蔵の代名詞・二刀流で、十兵衛の父で松平健(67)演じる柳生宗矩と戦うシーンが見どころだ。渡辺は、松平の立ち回り技術を「世界遺産・国宝級」、自身を「築浅のアパート」と表現。アクション指導者からは松平の飲み込みの早さを伝えられてハッパをかけられているといい、「同じ土俵に立たないといけない。互角に見えるようマスターしたい」と目を輝かせた。