東京五輪の記念展 杉戸宿を駆け抜けた聖火 23日まで /埼玉
杉戸町大島の生涯学習センターで記念展「日光街道杉戸宿を駆け抜けた聖火」が開かれている。2021年の東京五輪の聖火リレーが杉戸町を通った様子を写した写真などが展示されている。23日まで。 【写真で見る聖火リレー】1964と2020の現地を比較 県内では約40市町で聖火リレーが実施。21年7月7日に杉戸町役場から宮代町の東武動物公園駅までの約1・3キロを6人のランナーが走った。ただ、新型コロナウイルス感染防止対策のため、杉戸町は町民らへコースに直接訪れる観覧を自粛するよう呼びかけていた。このため、今回、関連する写真やコースに設置した大型灯籠(とうろう)など30点以上を展示する企画を考えた。 また、22、23日には生涯学習センター多目的ホールで、聖火リレーのトーチやランナーユニホーム、関連グッズを展示する。 この記念展に協力する宮代町でも役場ロビーで、町が所有するトーチと町民が所有するパラリンピックのトーチ、ボランティアスタッフのユニホームなど約20点を24日まで(22、23日は休み)展示している。 2町はコラボ企画として2会場によるスタンプラリーを開催しており、2カ所のスタンプを集めた参加者には東京五輪関連グッズの記念品をプレゼントしている。 杉戸町社会教育課の担当者は「コロナの影響などで聖火リレーを観覧できなかった方などにも、当時の様子を振り返っていただきたい」と話している。【古賀三男】
毎日新聞