2安打完封負けの明徳義塾・馬淵監督 横浜のスーパー1年生・織田の伸び代分析「足腰が強くなったらね」かつて松坂らと対戦
「明治神宮野球大会・高校の部2回戦、横浜2-0明徳義塾」(21日、神宮球場) 明徳義塾が1997年以来27年ぶりに初戦で敗退した。横浜のスーパー1年生で最速150キロ右腕・織田翔希投手に2安打無得点で完封負け。馬淵史郎監督は横浜歴代の名投手の名を挙げながら、織田の伸び代を分析した。 【写真】完封に笑顔こぼれる織田 女房役の駒橋は吠える 指揮官は米大リーグなどでプレーした松坂、元ロッテの成瀬、現中日・涌井と甲子園で対戦。「松坂、成瀬、涌井。3回甲子園で当たって三回とも逆転負けなんですよ」と話した。織田について「3投手と比べたら1年生の今の時期ですからね」と比較は難しいとするも、「2年生の今頃はわかりませんよ」と超高校級投手になる可能性も見いだした。「足腰が強くなったらね。ボールに角度があるからね、よくなるかもわからんね」と話した。 打線は織田の剛球に圧倒されてわずか2安打。「高めをうちが打ってしまった。ハイボールは打っちゃだめですよね。織田君の今日一番いいボールはハイボールですよ。大きな反省です。春までにいい課題ができた。頑張ってなんとか格好にしたい」と来春を見据えた。