【ボートレース】デビュー2期目の石井伸長が初物づくしで水神祭も狙う~芦屋ルーキーシリーズ
◆ルーキーシリーズ第20戦(5日・ボートレース芦屋・初日) 石井 伸長(24)=香川(2日目4、9Rに出走) デビュー2期目を迎えたばかりで、ルーキーシリーズの今節の中でも最も登録番号の若い選手。今期初戦であり、芦屋もルーキーシリーズも初登場と初物づくしだ。地元まるがめの1Mホーム側が42メートルなのに対して芦屋は50メートルと8メートルもの差があることで、1周1Mも道中の攻防でも「いい感じで入れる感覚で行ってもあれ?ってなることがありました」と初体験ゆえのギャップを感じている。それでも初めての芦屋は「乗りやすいですね」と好印象を抱いた。 デビュー期の前期に2着を4回取るなど勝率を2点台に乗せて、半年でB1昇格を決めた。まだ未勝利なのでまずは水神祭が目先の目標になるが、「できるだけ早くA級に上がりたい」と向上心は高く持っている。初日の1走は結果としては5着だったが、道中で前に追いつく場面もあってパワー面の不安はなさそう。その状態でも「前検の方が乗りやすかったし、合わせられていない。合えば乗り心地だけでなく、足もまだ良くなりそうです」と相棒の51号機に伸びしろも感じ取っている。 初めてが多い今節でも落ち着いて仕事に集中できるのは師匠の木谷と同時参加しているから。「話を聞きながら一緒にペラを叩かせてもらっています」と調整面も迷わずに行うことができる。師匠の教えは「いまはとにかく乗ること」とレースを覚えることが第一。その上で結果を出してみせる。
報知新聞社