ホームにいた男性の指をドアに挟んだまま電車が発車、転倒してけが…小田急線
10日午後6時頃、神奈川県松田町の小田急小田原線新松田駅で、同駅発小田原行きの列車が、ホームにいた70歳代男性の指をドアに挟んだまま発車した。列車は約15メートル走行。男性は転倒して顔に軽いけがをした。
小田急電鉄によると、扉が閉まっていることを示すランプが点灯したことを確認して列車を発車させたが、直後にランプが消えたため、列車を緊急停止させた。男性車掌(26)によるホーム上の安全確認が不足し、男性の指が挟まれていたことを認識できなかったという。
事故の影響で、秦野―小田原駅間で約1時間運転を見合わせ、約5600人に影響した。