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思わず「アッ」貴景勝痛恨の2敗目…栃ノ心の変化は予想外だが『勝ち目がない』と冷静に考えると当然の策ではないか【北の富士コラム】

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中日スポーツ

◇20日 大相撲秋場所8日目(東京・両国国技館)  1敗の貴景勝が、栃ノ心の注文相撲にまんまとはまって痛恨の2敗目を喫してしまった。テレビ中継で解説中の私が思わず「アッ」と声を上げてしまったくらいだから、術中に陥った貴景勝はさぞや驚いたことだろう。そのくらい栃ノ心の変化は予想外であった。  まともでは、とても勝ち目がないと思って当たり前。変化するしか手はない。冷静に考えると当然、頭のどこかに置くべきであった。栃ノ心が申し訳なさそうにインタビューに応じていたが、どうやらとっさに出た変化のようである。栃ノ心はもっと素直に喜んでよろしい。やすやすとその手を食った方が悪いのである。やはり貴景勝にも一抹の不安があったのだろう。  先ほどまでは、一番手に貴景勝の名前が挙がっていたが、これでまた混沌(こんとん)としてきた。何でも2敗が9人もいると聞いてびっくりである。3敗も含めると今後の展開が全く読めなくなってしまう。仕様がないから、今日から初日と思うようにするしかない。いったい本当に強いのは誰だ。  荒れる場所も面白いとは言うものの、荒れ過ぎはいけません。痛む腰でつえを頼りに国技館まで出掛けたかいがない。豊山は足を痛めて休場し、朝乃山の相撲も見られなかった。お客さんもお目当ての一番を見られなくて、申し訳ないことです。豊山の7日目の相撲は、けがをするほど激しい一番ではなかったのだが、どうやら足首を捻挫したらしい。あの程度で休場とは相撲取りの体も弱くなったものだ。あほうらしくて話にならない。  あまりにもつまらないので、今日はこの辺で勘弁していただきたい。それでも、腹は立っても腹は空く。これといって食べたいものもないので、若い者とピザを食べることにします。それほど好きではありませんが、今日は何でもいい気持ちです。それではお休みなさい。9日目は今日の分まで気合を入れて書くことを約束します。(元横綱)

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