「最も遅い猛暑日」続出 千葉県内、8地点で35度超え 市原牛久37度 佐倉、船橋は9月最高 19日も熱中症警戒アラート
千葉県内は18日、全域で厳しい暑さとなり、銚子地方気象台によると、全15観測地点のうち8地点で、気温35度以上の猛暑日を記録した。市原市牛久で37・0度、茂原市で36・1度を観測。佐倉市(36・0度)と船橋市(35・9度)は、それぞれの市内の9月の観測史上最も暑かった。 勝浦市(31・2度)を含む全15地点が31度以上になり、平年と比べ、約5度~約10度暑かった。県の午後4時までの集計で10人が熱中症の疑いで救急搬送された。 他に猛暑日となったのは鴨川市(35・6度)、横芝光町(35・4度)、我孫子市(35・3度)、成田市(35・1度)。千葉県内で猛暑日を記録したのは3日ぶり。市原市牛久、茂原市、鴨川市以外では、観測史上最も遅い時期の猛暑日という。 市原市牛久と茂原市では2010年9月22日に猛暑日を記録したことがあり、鴨川市は2011年の9月19日が最も遅い猛暑日。 気象庁と環境省はあす19日についても千葉県内に熱中症警戒アラートを出した。大気が不安定で雨も降りやすいが、気温は北西部や南部で33度に達しそう。