新変異株感染8割が接種済み 米確認の43人、入院は1人
【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)の新型コロナウイルス対策チームは10日、国内で確認されたオミクロン株感染者43人の情報を発表した。8割に当たる34人がワクチン接種済みで、14人は追加接種もしていた。入院は1人、死者はなかった。 ワクチンの感染予防効果は下がるが、重症化は防げる可能性を示す初期的な実験結果が他の研究機関などから出ており、ワレンスキ所長は「現段階では、接種済みなら軽症で済むとの予想に沿った結果だ」と話した。 チームは国内1例目が確認された1日から8日までに把握した22州、43人の情報を分析した。