視界は安全の基本! 意外と知らないクルマの「ガラスメンテ」5つ
外側も内側もすみずみまで拭きあげることが重要!
洗車時はボディだけでなく、タイヤ&ホイール、開口部などのディテールもしっかりと手を入れてやりたい。また意外にサッと終わらせがちなのが、フロントガラスをはじめとしたウインドウだ。何もしないということはないにしても、シャンプーがけのときに一緒に洗って、同じく拭き上げのときに水分を取っておしまい程度だったりする。 【写真】フロントガラスの曇りを取り除く方法! それでも汚れていなければいいが、実際は汚れていたり、拭き上げムラなどが付いていたりするので、しっかりと手入れしたい部分でもある。今回は月に1度洗車するとして、同時に行いたい、ガラスメンテを紹介しよう。
1)スミズミまで拭く
意外にできていないのが全面すべてを拭きあげるということ。ザッと拭いておしまいにしがちで、四隅までしっかりと拭くということができていないことが多い。一般的にクルマのガラスは周囲が黒いが、ここまできれいにできると黒々として引き締まるので、全体の印象もよくなる。
2)内側も拭く
内側は外側以上にザッとしかやらないし、なかにはやらない人もいる。外のほうが汚れるかもしれないが、内側はエアコン内部からやタバコのヤニなど汚れの種類が違うし、ワイパーがないので付着量は増えていくだけ。徐々に進行するので気が付きにくいが、けっこうひどい場合がある。外側同様に、きれいなタオルにクリーナーを付けて拭き上げ、その後に別のタオルでから拭きで仕上げるのが基本だ。もちろん頻度としては洗車ごとで、もっといえばよく使うクルマは2週間に1回ぐらいがベストだろう。
3)ワイパーを点検する
ガラスそのものに目がいきがちだが、ワイパーも重要な関連部分だ。洗車時におこないたいのはゴム部分の拭き上げで、濡らした布などでしごくようにきれいにしてやる。ゴムの劣化したものが表面には付着していることが多く、かなり真っ黒になるはずだ。もちろんこの劣化部分を除去したことで、ガラス面に対するアタリがよくなるので、拭き上げもきれいになる。 さらにあわせておこないたいのがワイパーの点検で、ゴムを横から見て曲がっていないか。軽く全体を引っ張ってみて切れたりしていないか。さらにはブレード全体をみて、サビなどが出ていないかもみておく。交換頻度はブレードすべてを1年ごとというのが基本だ。