「宝くじに当たっても、仕事は辞めない方がいいですね」スポーツくじBIGで6億円、高額当選者が語る“その後の人生”
誰もが一度は憧れる、宝くじやスポーツくじでの一攫千金。2010年にその夢を叶えた男がいる。ブログ 「totoBIGで6億円当選した男の記録」 を運営する「れお社長」その人だ。現在はYouTuberとしても活動しており、自身の高額当選体験について発信している。 【画像】当選金の6億円が振り込まれた銀行口座 そんなれお社長に、6億円当選後の人生の変化、現在の経済状況などについて聞いた。 ◆◆◆ ――まず、6億円当選された経緯を教えてください。 れお社長 楽天銀行に“おまかせBIG”っていう、スポーツくじを自動的に購入できるサービスがあるんですよ。当選したのが2010年なんですけど、当時は光熱費とかを楽天銀行でまとめて払っていて。その兼ね合いで「スポーツくじ、おまかせBIGでどうですか?」みたいなメールが届いたんです。で、なんとなく登録して。 ――“おまかせBIG”は、曜日指定や口数を自分の好みに設定してスポーツくじを継続的に買うことができます。れお社長は、どういった設定にされましたか? れお社長 サッカーの試合が行われるたびに購入する“毎開催回コース”で、毎回5口。1口が300円なんで、1回につき1,500円。月トータルでいうと、試合の回数次第によって変わるので6,000円から多い時でも1万円くらいですかね。無理のない範囲でできる毎週の楽しみは、そのくらいだったかもしれないです。 ――当時の経済状況はあまりよくなかったのですか。 れお社長 そうですね。おまかせBIGを買い始めたのが2009年で、ちょうどその頃、知人2人と共同経営で会社を始めていたんです。いわゆるITベンチャーってやつで、なかなか事業が軌道に乗らず、ほぼ無給で働いていた時期でした。 ――では、藁にもすがる思いで“おまかせBIG”を始めたんですか? れお社長 そんなこともなくて。宝くじシミュレーションとか、ネットによく転がってるじゃないですか。試したことがありますけど、まぁ当たらないですよね。自分が明日死ぬ確率よりも、6億円当選する確率のほうが圧倒的に低いんじゃないかってくらい(笑)。