「マジか!? 目を疑うレベル」「脳がバグる…」とんでもないサイズを捕獲。その一部始終をレポート
夢、再び…! 通算2度目となる、運命の出会い
メーターオーバーシーバスキャッチ当日、下げ潮が効き始め、橋の上からベイトの動きを観察していると橋脚際、明暗部の明るい方側でシーバスが水中でベイトを捕食したような波紋が出たのと同時に、周辺で10cmを超えるイナッコが逃げる姿を確認できました。 シーバスの姿は見えなかったものの、サイズが良さそうな気がしたので、モアザンブランジーノEX AGS 93MHBにIMZリミットブレイカーXHLの組み合わせを選択。 ラインセッティングは、UVFソルティガセンサー12ブレイドEX+Si 2号&モアザンリーダーEX2 TYPE-F 25lb と大型を意識したライン設定です。 追われたベイトが目視では確認できないレンジを泳いでいた事から、ルアーは少しレンジの入るショアラインシャイナーZバーティスR125F。広範囲を攻めることができる飛距離、地元河川では絶対的な信頼のおけるパイロットルアーであることからバーティスを選びました。 橋脚近くでのパワーファイトが想定されたので太軸の2フック仕様に変更してあるものを選びました。
橋脚際で「ドンッ!」。重量感のあるバイト…!
まずは一投目。ダウンクロスへロングキャストし、ルアーを明暗際までドリフトさせ、明暗際、明るい方側をミディアムリトリーブ。 この時は魚からの反応は無く一度回収。大型のシーバスは早い動きのアクションよりもゆっくりな動きのアクションを好む事が多いことから、2投目はスローリトリーブで試してみることにしました。 先程よりも巻きスピードを極端に落とし、バーティスが動くギリギリのスピード。スローリトリーブにしたことで、おそらく最初のミディアムリトリーブの時よりもレンジは微妙に上のライン。スーっと明暗際を流すようにリトリーブしていると橋脚際でドンッっと手元に重量感のあるバイト! バシッ! とフッキングを決めた瞬間に、豪快なエラ洗いで魚体を確認。明らかにデカい! ファーストランで橋脚に巻かれることだけは避けたかったので、最初は強引にパワー勝負で橋脚から離れた場所まで誘導しました。 エラ洗いしたことで、すんなりと橋脚から剥がせる事ができましたが、そこからのファーストランが凄かった。80cmクラスのランカーだと少ししか出されないドラグ設定でしたが、驚くほどラインが出されて橋脚の方へとドンドンと走っていきます! すぐにドラグを締め込みモアザンブランジーノEX AGS 93MHBをバットから曲げシーバスの動きを止めます。上流へと向きが変わってからはドラグを緩め、バラさないように慎重にやり取りをして立ち位置から2mほどのところまで寄せることができました。