1964年の沿道、福島に再び
第5区間の福島県須賀川市の沿道は、1964年の東京五輪聖火リレー時と同様、赤いサルビアの花で彩られた。今回は約3000鉢が用意され、沿道に並べられたほか、地元の高校生たちが鉢を手に持って応援した。 【聖火リレー写真速報】今日のランナーは? 57年前に高校生が花の形が聖火に似ているとして、サルビアを手に応援したことにちなむ。 須賀川橋の歩道では、県立須賀川高と須賀川桐陽高の1、2年生約70人が片手に1鉢を抱え、もう片手に市章があしらわれた旗を振って応援した。 県立須賀川高の2年生(17)は「サルビアでの応援を受け継ぐことができてうれしい。声援はできなかったけれど、花と旗で走者のみなさんに元気を届けたい」と笑顔を見せた。