【ききょうS】しんがり人気スリールミニョンが差し切って快勝 鞍上は名付け親の永島まなみ
14日の中京9R・ききょうS(2歳オープン、芝1400メートル)は、永島騎乗で5番人気のスリールミニョン(牝・高橋康)が最後方追走から直線で一気にはじけてオープン初勝利。メンバーでただ一頭、重賞出走経験があり、強い相手にもまれた経験がここで生きた。同馬はフランス語で「かわいい笑顔」という意味の馬名で、永島が命名したことで知られる。クビ差の2着が2番人気ブルーサンセット。1番人気メイショウツヨキは4着に終わった。勝ちタイムは1分20秒7(良)。 「前の馬の動きを見ながらタメる競馬をしました。馬場の悪いところで手応えは怪しくなりましたが、いいところへ出してからはしっかりと脚を使ってくれました。まだゴネたり幼さがあるのでいいほうに成長していってくれれば」と名付け親の永島。 今後はファンタジーS(11月2日=京都芝外1400メートル)を挟むか、阪神JF(12月8日=京都芝外1600メートル)に直行するかのいずれか。5頭立てにしてはペースが流れて展開がハマった印象はあるが、ラストの脚には見どころがあった。2歳女王を目指して、重賞でどれだけ通用するのか次走が注目される。
東スポ競馬編集部