日本代表の主将・吉田麻也が「一緒にしてはダメ」と比べてはいけないと口にした選手は冨安健洋|内田篤人のFOOTBALL TIME
【欧州サッカー・ニュース】DAZNの『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME #88』では、日本代表DF吉田麻也をゲストに迎えトーク。様々なテーマについて話した中、CB陣のポジション争いやカタールワールドカップへの思いを語った。
今回は日本代表の主将である吉田をゲストに、8つのテーマから様々な話題に触れた。 そのテーマの一つとなっていたのが「ライバル」の存在。日本代表では冨安健洋や板倉滉、伊藤洋輝ら成長著しい若手DFが台頭してきていることについて吉田は「みんなライバル」と強調し、その上で「いい競争の中で絶対に成長があると思っている。アドバイスできることはするし、思っていることも聞く」とポジション争いを歓迎した。 ただ、そんな吉田も別格の存在として挙げたのが冨安だ。後輩の冨安に対して自身の見解を口にした。 「冨安さんは(上に)お行きになられている。よく冨安さんと比べられますけど、冗談じゃないよと。オレは10年トップリーグでやっていますけど、そのオレが言う。一緒にしてはダメ(笑)」 一方で怪我が多いことに関しては「ずっと怪我だけはするなと言っている」と主張。また、現役時代怪我の多かった内田氏に対しては「うっちーは現役の時、言ったら悪いけど、ケアの部分が非常に良くなかった」と話すと、内田氏は「ケアとか負けだと思っていたから(笑)」と当時を振り返っている。 最後にカタールW杯への思いを問われた吉田は、3度目のW杯が自身の集大成になると口にした。 「カタールが僕の集大成だと思って、どうなるかわからないですけど、出し切りたいです。毎回そうですけど、終わったときにもっとやれたという思いで終わりたくない。自分が出し切って結果が出なければまだいいが、出し切れなくて終わったが一番悔しいし、それは絶対にやりたくない。出し切ってどこまで行けるか。まずはチームを決めて、いいコンディションで9月を迎えて、11月にメンバーに入って、カタールW杯で日本代表でプレーして結果を出す。その先に何が待っているか見てみよう」 新天地の行き先も注目されている吉田。W杯に向けてどこまでコンディションを上げていけるか注目したい。