【福岡10区】自民は保守分裂 野党は共闘崩れ 激しい選挙戦に
地元の小倉南区だけではなく、小倉北区や門司区でどこまで支持を広げることができるかが課題です。 自民・新 吉村悠氏(38)「自民党は自分一人なんだ、与党の代議士予定者は自分一人なんだというそのことをお訴えさせていただきながら頑張らせてもらいたいと思う」 ■自民除名の市議は「無所属」で出馬 一方、去年の自民党の党員投票の際、事前の審査で落とされた大石仁人氏(39)は、無所属で出馬。 知名度アップを狙って自ら自転車をこいで、選挙区を回ります。 自民党員だった大石氏は2021年の北九州市議選で、小倉北区でトップ当選。 去年の北九州市長選で自民党の推薦候補ではなく、武内和久氏を応援したことを理由に、今年1月に自民党から除名されました。 大石氏は先週、市長選の際に武内氏の事務所があった場所に事務所を構えました。 政党の推薦を受けずに市長選で勝利した武内氏にならってこれまで投票にいかなかった若者や無党派層を取り込みたい考えです。 無所属・新 大石仁人氏(39)「私は保守分裂をポジティブにとらえていまして、保守同士がこの国のためにどうするかというのを意見をたたわせたり志を磨き合うことで多くの人にそういう思いが伝わる。僕は必要な事だと思います」 ■日本維新の会・共産党も新人を擁立 福岡10区ではこのほか、日本維新の会・新人の福本尭氏(42)と共産党・新人の一ノ瀬小夜子氏(75)が立候補を予定しています。 RKB 浅上旺太郎記者「野党共闘がなくとも前職が逃げ切るのか、保守分裂をした上で新人が追い上げるのか、福岡10区激戦が予想されています」
RKB毎日放送