“40代激闘ファイター”後藤まきが現役引退「最後の小林愛三戦は私にとって進歩だった」
『NO KICK NO LIFE』小野寺力プロデューサーの愛弟子・後藤まき(48=RIKIX)が引退を発表した。 【フォト】ありさ(星輝ありさ)と対戦した後藤ののデビュー戦 後藤は31歳で「身体を動かしたいな」と思っていたタイミングで、近所にRIKIXがオープンし入会した。アマチュアで20戦し、2014年に41歳でプロデビュー。 プロデビュー戦はシュートボクシングの大会で、対戦相手は同じくデビュー戦のありさ(※星輝ありさ=女子プロレス団体スターダムで活躍のプロレスラー/2020年に引退)。TKO負けの黒星デビューであったが、デビュー3戦目からはダウンしたことがないと言う。 2019年には5試合をこなし、6月にはTRIBELATEピン級王者・佐藤レイナにも勝利。続いて寺山日葵や聖愛らチャンピオンクラスとも戦い判定で敗れるも善戦した。47歳になった昨年の10月には『NO KICK NO LIFE~新章~』では小林愛三と対戦し、判定負けを喫した。 ■後藤からのコメント 「昨年10月29日のNO KICK NO LIFEでの試合を最後に、選手としての区切りをつけることにいたしました。プロ選手として誇れる戦績があるわけでも、華々しい活躍ができたわけでもありませんが、最後に小林愛三選手という偉大なチャンピオンに挑戦できたこと、覚悟を持って立ち向かえたことは、私にとってとても大きな進歩でした。 何もお返しすることはできませんでしたが、6年に渡り応援、支援してくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。RIKIXに入会して17年。私の人生をこんなにも豊かにしてくれたキックボクシングと出会えて本当に良かったです。選手は辞めますが、キックボクシングは続けていきます。今後ともよろしくお願いします!」 ◇後藤まき 所属:RIKIX デビュー:2014年8月2日 戦績:18戦7勝9敗2分(ミネルヴァライトフライ級2位) © NO KICK NO LIFE All Rights Reserved.