どれだけ筋トレしていても、あなたの「腹筋」が割れない理由
一生懸命ワークアウトに取り組んでいるのに、なかなか腹筋が引き締まらない…と悩んでいませんか? 実は、腹筋を鍛えるには運動だけでなく、食事法もかなり重要になってくるのだそう。 【写真】憧れる!10人のセレブが見せた「美しすぎる腹筋」集 そこで本記事では、栄養士のジェナ・ホープさんとローレン・ウインダスさんに、引き締まった腹筋を手に入れるための食事のアドバイスを伺いました。
食事法だけで腹筋は引き締まるの?
欧米では「腹筋はキッチンで作られる」という表現があるなど、引き締まった腹筋を手に入れるために食事を重視する人も多いけれど、実際のところはどうなのでしょうか。 「食事は重要な役割を果たしますが、効果は人それぞれであることを忘れてはいけません」と説明するのは、栄養士のホープさん。というのも、腹筋をつくるには食事だけでなく、以下の要因も関係してくるからとのこと。 ・普段の運動量 ・健康状態 ・遺伝 ・ホルモン ・体質 やはり、食事だけ気を遣っていても一筋縄ではいかないよう。栄養士のウインダスさんも次のように説明しています。 「腹筋を引き締めるためには、食事と運動両方を行う必要があります。しかし、自分のコントロール外のことが原因で、腹筋を割るのが難しいケースも。もともとの体質的に不可能な人も存在するのです」
どうやって腹筋を引き締めるの?
ウインダスさんによると、一般的には体脂肪率を下げて無駄のない筋肉をつけることが、一番の近道になるよう。 「日々の食事が、身体をつくることは研究によって明らかになっています。そのため、タンパク質、炭水化物、脂質の3つの主要栄養素をバランスよく食べる必要があるのです」 さらにウインダスさんは、もし腹筋を割るのがゴールなのであれば、カロリー制限をし、ウエイトトレーニングをして、除脂肪体重(脂肪を除いた体重)を管理することを推奨。その理由は、腹筋の表面にある脂肪を落とす必要があるからなんだそう! 「タンパク質が豊富でバランスのとれた食事をすることは、トレーニングの効果を高めることにもつながります」と説明するウインダスさん。 また、主要栄養素をしっかり摂りながらカロリー制限をすることで、脂肪を減らせるだけでなく、腹筋を割ることにつながると補足しています。 「健康的な食事をとって、脂肪を減らすためにカロリー制限をするという意味では、腹筋はキッチンで鍛えることができると言えるでしょう。もちろん、有酸素運動とウエイトトレーニングも必要ですよ」